[こきり、こきりと小さな音を立てる太い首>>38に小さく眉を震わせて
気だるげな男の様子を傾けた目で伺うことしかできず。
僕はあまり知らない人と会うことがなかったから
こんな時どうすれば良いのか、よくわからない]
さっき、あいつらの近くで触ってみたよ。
そのくらいじゃ何もなかったから
ぶっ叩いたりしなけりゃいいんじゃないかね。
[銀色の刃をサクリと砂面に突き立て、
柔らかいブーツの下の金属にコンコンと当ててみせつつ。]
俺も、置いてった奴等以外には会ってない。
俺が手錠も無しにアンタさんの…
サクラバの前に居られるって事は
塀の内側同士、命を足輪に繋がれて
放流されてるっぽい?
[別方向から聞こえてきた人工音、あれも恐らく誰かが運ばれてきたのだろうと目算を立てながら、自己紹介と共にニカリと笑う男>>39の姓を呼んだ。]
(51) 2015/03/04(Wed) 12時半頃