ありがとう。[手を包まれれば少しだけほっとする。 そのまま窓の側を離れると二度と視線を向けない。]そうだよね。大丈夫だよね。[言い聞かせるようにその言葉を繰り返す。]教室いかない?誰かいるかもしれないから。[さっき聞こえた鐘の音を思い出す。 今はひとりでも多くの人と一緒に居たかった。]
(50) 2014/04/06(Sun) 01時半頃