[生まれた触手の仕事はこれで終わりという訳ではない。
従って、強制睡眠から対魔忍たちが目覚めた後も触手が消えることはなかった。>>24
神影を運んだ時のようにすべてが出現している状態ではなく、壁や床に潜んでいるものもいる。
明之進のように別次元を操る者がいれば、そこから引きずり出して一本一本を刈るのは可能ではあるが、魔毒の影響を受けた者たちにその作業を行う使命感はまだ残っていたか。
刈られる恐怖心が薄い個体は呑気に淫欲に耽る職員にちょっかいを出したり、「先輩」であるケイイチに挨拶をしたりしていたが、ふとその「先輩」の近くで「いいにおい」がすることに気づいた。
ケイイチによってメルヤに施されたフェロモンマーキングだ。>>1:176
「いいにおい」に誘われた個体が1本また1本とメルヤに群がり涎のような淫液を分泌させていく。
包帯や衣服の一部がところどころ溶け、見る者の興奮を煽るような煽情的な姿へとプロデュースする形となった。**]
(49) 2018/02/25(Sun) 09時頃