―午前/大衆食堂『森の真珠』―
>>20
[>#1あんなことがあった後の食堂は閑散としている。無理もない。皆近付こうとはしないだろう。そんな中自分を呼ぶ声が聞こえた。 リッキィだ。見た目はいつのもリッキィ。どうしても人狼だとは思えなかった。いつものリッキィだと思うと怖さなど全然感じることもなく、パタパタとリッキィの元へと向かった]
ハーイ!リッキィ。体調、大丈夫?昨日は様子見にいけなくてごめんなさいね。
伺おうと思ったら夜中になっちゃってこっそり見に行きたかったけど起こしたら悪いと思って…。
[体調のことは本当だった。行こうと思ったがさすがに夜中はダメだろうと。自然とリッキィを心配する言葉が出てしまう。当然だ。だって常連さんでいつも話していたリッキィだ。今更態度を変えるなどできるわけがない。そう頭では思っているのだが心はどこか迷いがある、顔には出ていないだろうか]
(49) 2017/08/15(Tue) 21時半頃