― 現在/エレベーター内 ―>>2[ 唐突にエレベーターが停止し、明之進は頭を上げる。階床表示のデジタルは矢印を示したまま、静止していた。違和感を覚えたのと同時、その異変は起こった] ――っ![ 桃色の粘液が停止したエレベーターの天井一面に染みだし、瞬く間もなく降り注ぐ。逃げる余地のない密室の中。くぐもった悲鳴が上がった。]【浸食値:2】
(49) 2018/02/21(Wed) 14時頃