人狼議事

47 咎人の洞、蠱毒の蛇


【人】 さすらい人 ヤニク

― 回想 ―

[まだ彼が生まれる前のこと。
幼くして姉が死んだことを契機に、父が変わっていった。
子供が世にいるから、子供が生まれるから、世界は、人々の心は乱れていく。
そんな思考に毒され始めたのだ。
やがて父は宗教を立ち上げ教祖となり、程々の数の信者を集め、自らの闇を解き放ち始めた。

―― 子供と妊婦を虐殺していくという、歪んだ形で。

彼はそのこと自体に嬉々として参加していたわけではない。
止めようとしたわけでもない。
彼はただ待っていたのだ。
父が死に、全ての権力が自分へと移る、その日を。

しかし、蛮行がいつまでも野放しにされることはなく、しばらくして父も、参加していた信者も…そして彼も、逮捕された。
集団殺人であったそれは、参加した信者の人数及びその行為の内容から、殺人罪で片付くものではなく国家そのものを転覆しかねない行いであった、という理由から、内乱罪として処理されることとなった。]

(48) 2012/04/07(Sat) 09時半頃

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