ー大広場・昼前ー
>>36
(―…本当に信心深いシスターさんだ。遠くに見える教会は昔何度か訪れた事がある。こうした少女を引き留めてしまうのも流石に申し訳ないだろうか…ただ、ほんの少しだけ)
なら、せめて貴方にも神の加護を。…せっかく美人さんなんだ、願えるなら君に笑顔を。
(上手い言い方は思いつかなかった。しかし、あまりにもその美しい心と髪に惹かれたのだろうとも思う。大した事は思いつかなかったが、片手に持っていた紙袋から小さな包みを取り出す。ラッピングを施してもらったお菓子だが、少しでも少女が笑ってくれたらいいと思った。もしかしたら、どこかで出会うのかもしれないのだから。)
>>40 >>41
(一瞬固まった彼の表情は少し面白かった。思わず口角も上がる。まさかここまで驚いて…――尚且つ自分の存在に気付いてくれるとは思わなかったからだ。しかし、こんな方法で誘う事になろうとは。我ながら出来損ないかもしれないと思っている。ひらりと手を振って、思わず頬を緩めた)
大正解だよ、イアン。分かってくれて良かったよ。気付かずに行ってしまうかもしれなかったと冷や冷やしていたんだ。それで、食事の先は決まってるのかい?
(48) 2017/08/09(Wed) 01時頃