― 明之進の部屋 ―>>39>>40>>41
[ メルヤが洩らす言葉の端々に、いまだ縷々として続く抵抗の色>>39。ならばそれを断ち切るのでなく、それ自体を変質させてしまおうか。
でも、と繰り返して自らの拠り所を思い出そうとするメルヤの声>>40に、明之進はそう思考する。]
ふふ……いいよ、メルヤ。
言葉に出しては、認められなくても。
身体はちゃんと、快楽に屈服したがってるのはわかるから。
[ 乳首を責める爪がきゅっと押し込まれ、肉の内側で重なりあう。ごく軽く、輪を引っ張るようにして、笑った。]
それに。抗ってくれるなら、その分だけ。メルヤを責めるぼくも、気持ちよくなれる。
ほら、"だめ"でも、"いい"でも、言ってごらん。
今のメルヤは、痛くされるのも、優しくされるのも、どっちでも気持ちよくなれるんだから。
(47) 2018/03/04(Sun) 01時半頃