―朝/大衆食堂『森の真珠』客室―
[だが、それでも。サンドイッチを頬張る間はぷすーぷすーと言いながらイアンにつつかれている。>>30 それぞれの用事で部屋を後にするみんなに改めて礼を言い、飲み物のリクエストにはオレンジジュースを。]
クスリかァ。
[拾った森真珠を指で転がしながら、ぼんやりと思う。昔聞いたことがあったとはいえ、話してくれたその老人も随分前に天寿を全うした。作れたという事実は知っている、けれど、作れる人がいるかは分からない。]
んん、ねむくなってきた…。
ダメだ。寝たら夜といっしょだ。…むぐぐ。
[考えるのはやめだ。眠気覚ましに動くことにした。当然傷がヒリヒリと痛むが今に関しては都合がいい。バレたら当然叱られるだろうから部屋からは出ずに、誰かがまた来た時にはベッドに瞬間移動するつもりで。トニーは部屋の中を走ったり床ででんぐり返しをした。やっぱりめっちゃ痛い。]
(47) 2017/08/20(Sun) 15時半頃