[従者の意図を知った女性は必死で彼に呼びかける。けれど彼の心は決まっているようだった。老執事は主を守ろうとする男性に問う。――相手に生きる事を押し付けられるか、と。それは自分の命を差し出す事を条件に、主の無事を確保するという彼の意志を確かめるもの。従者は応じてみせ、席を差し出す。あっけなく硝子の割れる音がダンスホールに響いた。人一人の命が失われたというのに、酷く軽い。胸を押さえて床に膝つく彼の身体を抱きしめる女性。男からも手が伸ばされて、抱き合う形となった。彼らの関係は、きっと主従という形で言い表せないものだったのだろう。男はそう想像した。彼が彼女に掛けた言葉は全てを聞き取る事は出来なかったが。男はじっとその光景を見守っていた。]
(46) 2014/07/15(Tue) 21時半頃
sol・la
ななころび
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