[内側から熱の塊めいたものが込み上げては、全身の穴という穴から漏れ出ていた。−其れは、気高く誇り高い、薔薇の香りに他ならず。舌をくすぐる甘さに鼻腔を突くスパイシーさを伴わせた、後に引くタイプの芳香。月から受ける魔力を内包したソレを、羽ばたく翅で周囲に撒き散らす。] 血…ちょうだい…のませて…。[白い肌、白い肌、黒い肌。血の、イキモノの臭いが強かったのは、黒い肌。>>36伸ばした指は、彼の者の睫毛より短く、太く。その下に巡る赤き血潮に内包された魔力を求め、吐き出す熱と薫りで濡れた唇を押しあてた。ふり払われなければ、そのままちゅう、ちゅうと吸い続けるだろう。滾る血を溜めた指先は円を描きながら頬骨を撫で。大きさに違いはあれど、娼婦が施す偽物の愛で仕草に見える媚びた色を帯びていた。]
(46) 2015/08/01(Sat) 01時半頃
sol・la
ななころび
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