ー午前・職務室ー >>40
[やっぱり って言葉が巨大な石みたいに頭の上に落ちてきた。
俺はあの中にいい思い出があるからあまり脅威に思っていないけども、ハタから見ればとんでもなく危なそうな扉。
危なっかしい生徒と新米教師が2人で開けたいなんて言ったって、もっと教員の立場を、と怒られるだけで。
俺もまだまだ学生気分が抜けていないってことを実感させられて、ばつが悪そうに頬を掻く。]
そうですよね…すみません。
[ああもうこれは、ミナカタと同罪もしくはそれ以上。鍵を壊して懲戒免職かなぁ なんて思っていた…
ら。
意外な言葉に目が点になる。しばらく鳩が豆鉄砲を食らったような顔で先生を見上げることになっただろう。
せんせいも、いっしょに きてくれる!
思いもしなかった提案に、顔が一気に綻ぶ。ちょっと怖いけれど、大好きな先生だから。]
はっ…ハイ! ありがとうございます!
[ミナカタに会いに行くという先生の後ろをついて、どこまでも **]
(45) 2014/06/25(Wed) 19時頃