人狼議事

167 ― さいごの手紙 ―


【人】 地下鉄道 フランク

[汽車に乗り、山の上の男の城…と言っても小さな小屋だが、に着く頃には星が瞬いていた。

空を見上げ、数日後の流星群に想いを馳せる。]

 なんであんな手紙、書いちまったかね。

[知人に向けた二通は良いとして、宛名も書かなかった手紙の方を思い返し、ガリガリと頭を掻く。
宛名の無い手紙など、どうせ届かないだろうから良いのだが。

届くことなど期待してはいないのに、ならば何故、二通も書いてしまったのか。]

 良い年して恥ずかしいことだよ、まったく。

[ふ、と歪めた口元から吐き出した紫煙が夜の闇に溶けた。]

 さて…仮眠とったらまた仕事だ。

[静寂の中に小屋の扉が閉まる音を聞くのは辺りに佇む木々だけだろう、動物達も眠る時間のこと。]

(44) 2015/08/30(Sun) 02時頃

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