[美しい月を見てしまえば、何故か遠吠えをしたくなる様な気がしたが、多分気の所為。何て事は無い。
それよりも、窓に居る小さな小さな存在に気が向いていて。]
……なぁ、あれは。
[何だ、と言う前に、やっと姿が見えた子供から声を掛けられる>>24。
痛みと窓に居る存在に気を取られ、即座の反応は遅れたのだが。]
相性かぁ、……深く考えてなかった。
[取り敢えず、怒るも怒ったし、窓の存在に気を取られていたのでケロリとしているが。
改めて考えてなかった事を考えてなかった事を突き付けられて、頭を犬の手で掻きながら寝転がりから立ち直す。]
よく分からんが、蔑んだり甚振ってねぇのは、確かだ。
俺から見たら、十分過ぎるジジイだがな。
[1200年しか生きてない、と自分は若いと主張する吸血鬼に対して無礼な事を言い放つが>>25。
と、窓ガラスを破って入る翅が生えた小さな少女が飛び込んで来た。]
(43) 2015/08/01(Sat) 01時半頃