―大衆食堂/正午〜午後―
やっぱりジンローやっつけた人もいるんだな!
そうだ、ねーちゃんにもマホーがあるんじゃん。
おれ木に登ってにげるか走って知らせる
くらいしかできねーけど、
どっかにおびきよせてバーンってやったら
やっつけられるかな?ヒーローみたいにさ。
やった!じゃあ一口ずつな!
[自分よりもずっと博識なリッキィの言葉>>31は、不思議と説得力がある。噂が広がるのは生き残りと「ヒーロー」のおかげ。ならばこの島に、この村に噂を持ってきたのは、果たしてそのどちらであろうか…あるいは?
ともあれそんな疑念も、目の前の微かな色移り>>32も。ご馳走を前にすればちっとも目にも入らないというものだ。交換の申し出>>33を快諾したトニーは具材たっぷりの炒飯とスプーンで切り取ったオムレツを一匙、隣の皿に載せる。それからせっせと胃袋に収めて、追加のプリンも平らげると、満足そうに一息ついた。]
>>34
へへっ!やりィ、ねーちゃんから
シンシのオスミツキもらったぞ。
んじゃあ、まだ降ってねーけど
ひとっ走り行ってくっかなァ。
おばちゃん!ごちそーさま!
(42) 2017/08/08(Tue) 22時半頃