─ とある小さな家 ─[調合途中の薬が放置された作業台の上に肘をついた男は静かに目を伏せ、両手を組んで祈りを捧げていた] 義父さん、どうか無事で。[村の風景にぽつりと溶け込む小さな家。そこは飼い犬でいられなかった男を拾い、この村での居場所を与えてくれ、家族のない男の父親になってくれた人間が営む工房も兼ねていた。村医者が薬を売るならば、俺は外に売り歩く。人狼と人間の共存を心得ている無口な父親は、そう言って外へと薬を売り歩く道を選んでいる。義父が仕事で村を離れる度に、男はこうして家族の無事を祈っていた。男に家族と呼べるのは、もう彼しかいないから。]
(42) 2015/05/09(Sat) 18時半頃
sol・la
ななころび
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