恥ずかしいことを言わせるのが好きな口は、その口だろうに。[ふと顔を上げれば緑を見つけ、嬉しがった。髪に触れる指、なでる指に目を細め、じっと吐息を聞いていた。凹んでいく胸を見下ろしながら。終りは近いのだと、吐息が重なる。**]
(41) 2012/04/17(Tue) 04時半頃