170 【誰歓】人為らざるモノの狂騒曲【R18】


【人】 さすらい人 ヤニク

面倒くさいが、楽しくもある。
 何度も続ければ慣れもするし。

[”天”に咎められぬほどの遊び方も覚える。
 男はそう心の中だけで囁いた。>>38

誰もいなければ、ああ、俺は数には入らないけど
”出たい”と想うだけで出られるさ

ここはそういう場所だ。

[飛び散った体液は、じゅわり、と溶解液のような音を立てながら男の衣服に穴をあけた。瞬きの間に衣服は元通りになる。

男はこの場で唯一、使者としての恩恵を受けている。

敵意が無い場合は傷が付かず、”時”が来るまでは他者より優位性をもつ”審判者”特権だったがそれは未だ誰も知らぬこと。

大木をへし折る体液は蒸発したかのように消え失せた]

(41) 2015/09/18(Fri) 16時半頃

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