人狼議事

212 冷たい校舎村(突)


【人】 保安技師 ナユタ


 皆の記憶になんて、5分と残らなかったかもしれない。

 自分だって、あの日、あの話を聞いたのが、
 果たして保健の授業の時間だったのか、
 道徳的な、講義的な、何か特別な催しだったのか、
 とにかく、自分がそこにいた理由は、うろ覚えなのだ。

 おんなじ制服が、椅子にかけてずらりと並んでいた。
 壇上で話しているのは、学校の教員じゃなくて、
 小奇麗な格好をした中年女性だった。

 居心地の悪さを感じていた。
 けれど、言葉のひとつひとつを、
 きちんと聞いておきたいという気もちも、同時にあった。
 

(41) 2017/03/08(Wed) 12時半頃

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