[足元に来ては蹴り、転がっていけばそこまで歩き。
そんなことを繰り返していると、強く蹴り上げた石は予想以上に勢いよく前方へと転がっていく。
人に当たりさえしなければいいと足元に落としていた視線を上げると、不運にもその先に人影>>18が。
傍には例の石が転がっており、当たっていたかどうかは定かではないが謝らねばと走り寄る。]
あのー、蹴った石当たっちゃってたらすんません!
……って、ゴローちゃん?
[近くまで来たところで、漸く彼がクラスメイトの健五郎であると気付く。彼のことは呼びやすいからゴローちゃんと愛称で呼んでいる。メイは確か苗字で呼んでいたけれど。]
あれゴローちゃん、なんで濡れてんの?
水も滴るいい男を体現したくなった?
[ふと彼の惨状に目が行き、一体どういう経緯でそうなったのか首を傾げた**]
(41) 2015/06/17(Wed) 12時半頃