――目的地の、少し前で―― ――待って、誰かいる。[校長室の前まで来ると、何やら人影が見えてとっさに後ろにいた友人にストップをかける。もちろん、声は控えめだけれど、もしかしたら相手には気づかれていたかもしれない] (…あれはミツボシ、とアンジェリーヌ!?)[そんな場合ではないのだけれど、やっぱり頬が紅くなってしまうくらいは許してほしい。そんなことをしているうちに、ミツボシが何やら門番に呟く。]
(40) 2016/02/13(Sat) 15時頃