―【二日目】夕刻/大衆食堂『森の真珠』(回想)―
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(丘から帰る途中に名前を呼ばれた。キョロキョロとあたりを見回すとシスターの優しいあの子の姿が。)
あら、こんなところでどうしたの?
・・・もしかして、落ち込んでたりする・・・?
(そっと彼女の手を取り)
大丈夫、貴女は一人じゃないわ。だってこんなに貴女は暖かいじゃない。
心細かったら心の声を出してみるといいのよ。一度大きな声で叫べばスッキリするわ。
悩むより行動!・・・って言ってる私も今悩んでいるのよね。人のこと偉そうに言えないわ。
ここで貴女に会えてよかった。
話せてよかった。ありがとう。オーレリア。
(実は彼女の名前を知っていた。何度か来ていただいているのだもの。彼女のことを知ってる人もいたわ。・・・・でも突然名前を呼んだらびっくりされそうで、でももういいわよねだって・・・・)
もう私と貴女はお友達だもの。
(違うかしら?そうオーレリアに向かって優しく微笑む。肯定してくれたらきっとまた違う笑顔を彼女に向けるだろう)
(39) 2017/08/18(Fri) 00時半頃