[次々やってくるクラスメイトに挨拶していくものの、一向に先生が現れる気配はなく。やっぱりおかしい、と思っていれば、志乃の声が聞こえてきた>>30]えっ、先生居なかったんだ…?それは、えーっと…不思議、だね。[職員室にも会議室にも居ない、という事実に驚きつつ、言葉の選択に暫し迷い、結局"不思議"という言葉で片付ける。それから、事務室に行くと言う志乃を「行ってらっしゃい」と声をかけて見送った。そう、ちょっと不思議なだけだ。不安に思うことなんてないはずなのに。でも、確かに七五三くんの言う通り>>36、あの先生が遅刻するなんて普段なら考えられない、と、どうしても燻ってしまう不安を、恋の言葉>>32が打ち消していく。]
(39) 2015/07/06(Mon) 01時半頃