>>15 >>26
[「手を貸してくれると助かる」、と。向けられた言葉は自分へのものだろう。
手を貸す道理も義理もない。ただ、無下に断るのは、処世術としては無いだろう。
そこまで考えて、ひとまずは歩み寄り。ナユタに向かって話す。]
……あたしは、そこの友愛組合の人[と、チアキに一瞬目を向けて]みたいに、無償で手を貸すほど物好きじゃない。
ボランティアとか……彼と一緒にしないでくれる?
それに、か弱い女の子にやらせるには少し重そうだよ、この仕事。
……ツナ缶くれたら、手伝う。キャットフードがあったらその方がいいけど、無いよね。
[自分は絶対に、無償でなんか手を貸さない。対価を求めるために対価を提示する。
ナユタかチアキが承諾さえすれば、遠慮なく仕事をするだろう。
この19歳の少女は、多少コミュニケーションが苦手なものの、動くことには慣れている。役には立つだろう**]
(37) 2013/07/17(Wed) 06時半頃