人狼議事

136 【半身内】ぼくらの学校


【人】 営利政府 トレイル

[道中、歩きながらアプリに返信の内容をフリックしている。
 液晶に意識を向けつつも器用に人とぶつからないように擦れ違い、メッセージを打ち込んで送信した。
 
 2Fへ上がる階段に差し掛かった所でふと、液晶から顔を上げる。
 踊り場の窓から差し込む光りが黒い影を作り出していた。
 片目を細めてその姿を確かめれば、それは見知った男性教師の姿だった。
 元山吹の教師である若い英語教師。名は神田と言う。
 生徒にも教師にもそこそこに評判の良いその教師は、階段の上の見えない誰かと話して笑顔を見せていたが、此方に気づくと表情を曖昧なものに変えた。 

 それは――、この春に自身の噂になった原因の人。]


(ああ、登校早々顔を会わせるなんて、今日はツイてない――)


[そんな気持ちが、僅かに彼の表情を歪ませる。]

(36) 2014/10/15(Wed) 18時半頃

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