―回想/5月4日深夜>>34 追記―
[店への帰り道、ナユタから教えてもらった>>14ミナカミ家への道を記憶に残る説明を頼りに向かう。あまり馴染みの無い道に迷う事を心配はしたものの彼の丁寧な説明で、その心配は杞憂となるだろう。
彼が在宅ならば、直接借りる筈の衣服を受け取るだろう。その時の自分の服装への彼の反応はどうだろう。やはり女物なのかと呆れられるのか、どうなのか。
彼が不在ならば、彼の祖母から用意してもらった其れを受け取る。その際、人の良さそうな老婦人と『ほんの少し世間話』をして、帰宅後の彼へのちょっとした“悪戯”を仕掛けておくのは忘れない。
どちらにしても、衣服を借り受ける際にナユタ宛にメモを渡すだろう。文面は、『もし自分が居なくなるような事があれば、冷蔵庫の中身を片付けに来てくれないか』というもの。
その意図を彼が受け取るか受け取らないかは、今はまだ関係ない**]
―回想終了―
(35) 2013/07/27(Sat) 10時頃