[クラスメイト達の姿が見える。違う、その向こう。その足元に広がっていく赤と、横たわる身体。それは、紛れもなく、あの時の――] にい、さん[わなわなと身が震える。気付いた時には、脱兎のごとく、俺はその場から逃げ出していた。何処へ?分からない。ただ、早く、離れなければ。そう思った。]
(35) 2018/02/15(Thu) 01時頃