[ からりと晴れた晴天、なのに舞うのはひんやりとした雪。
ボクは長いマントの前を合わせながら、ちょっと寒いな、なんて思いながらも外に出る。見上げた学校はおおきくて、ちょっとやそっとの事ではびくともしなそうだ。
( あーあー、気に食わないなあ )
んーー!と天に向かって伸ばした両手、親指と人差し指で切り取った景色の中に見つけたのは、ようく知った顔。>>26 ]
! おーーーーーーい!!!めーるやーーーぁ!
そんなとこで、なーにしてるのー!!!
[変身仲間として勝手に抱いている親近感。
あにめーがすももう一寸で覚えられそうで、
真性の彼女の”変身”を見せて見せてってねだったけど、
さて、その返答はどうだったか。
ボクはジェスチャで”そっち行っていい?”って聞いて
オッケーが貰えたら、自分の足元にえばーてすたてぃむを唱えては、ボクの黒い影が高く空を舞うだろう。
くっしょにんぐを唱えて待っててくれないかな、なんて目論見は叶うのかな、どうだろう? **]
(35) 2016/02/09(Tue) 14時半頃