[ルディ?そういう男の声。ヴォルディトとしての自分をそう呼んだ男。]……ご名答だ、ヴィルフリード・ベザリウス。[冷たく、険しい顔が、不敵に歪む。そうだ、それでいい。"答え"にたどり着いた男。]いや、"たくさんいるぞ"。[そう言って、呪とともに杖を振るう。<姿よ、現れよ>そう念じながら。ボトリ。天井から"何か"が落ちてくる。黒い布に巻かれた、赤。それは徐々に数を増やす。理解が追いつくのはいつだろうか。それら全てが、"レイブンクロー生"の成れの果てだと]ヴィルフリード、君に俺を止めれるかな?[挑発するような言葉に、乗ってくれるだろうか?]
(32) 2016/02/21(Sun) 23時頃