135 赤い月夜の吸血鬼


【人】 花売り メアリー

[ふわふわと赤い膝丈のスカートを揺らしながら古城の中を進む。
日が暮れてすっかり薄暗くなった城の中は、明るい時とはまた違ったように思え。]

くふふ、雰囲気出てきましたね!
やっぱりこうでなくては!あそこの肖像画とか、今にも動き出しそうじゃないですか!

[ほてほて歩きながらそんな独り言を零す。
この近隣に住む者の中には吸血鬼に興味が或る者も多く、普段オカルト絡みのことをあちこち調べる過程でそういった人々と話す機会もあった。]

(32) 2014/10/08(Wed) 10時頃

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