人狼議事

270 「  」に至る病


【人】 山師 グスタフ

[吸血鬼の特性を研究し、その過程で得た知見によって医学進歩の糧とする。

 進化の最先端――― 突然変異であるとされる吸血鬼に不明な点は多いが、何も魔法や呪いの類ではない。……そのように表現する人間がいないとは言わないが、少なくとも自身にとってはまやかしではない。
 現代の医療技術で模倣し、医学的なアプローチを試みる。
 人の肉体は吸血鬼よりもずっと脆いが、医術の手が届く範囲にある。

 無論、設備の限られた診療所でやることではないが、大病院に所属するにはこれもまた己の血が邪魔をした。
 リンディンが大都市であるからか、己が早くに築いた地位故か。吸血鬼に対する露骨な偏見や差別は受けたことがなかったが、他者の身体と精神の健康に携わる者としては望まれていなかった。

 今でこそ痛みを和らげたいならアルブレヒト医院へ、と年間に何枚も紹介状を書かれるが、それでも全てが破られず己の下に届いているとは思わない。
 根幹を治癒できない病を恐れる気持ちは、痛いほどよくわかる。]

(32) 2019/10/05(Sat) 14時半頃

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