―――― …………… 。[ ひゅう、ひゅう ごぽり 息は意図せぬ所から抜け 血で詰まった気管は泡を吹き 見開いた黒い眼は やはり何も映しません。 何が ”起こったのか” すら 理解できぬまま 小さな手はラズベリー色の服を掴みます。 ( い、きが で きな い…? ? ) 灼けるような喉を抱えたまま、声を失うと同時に 声を得た彼女の言葉>>3:*6がよぎります。 ( だいきらい なら どうして ) ( きらいな子の家には あそびになんて行かないのに ) ( あぁ、これって そっか ) ( しぬんだ わたし 。 ) ]
(31) kanko 2015/05/23(Sat) 13時半頃