―休憩室―
[嫌、と明確に示されたのはこれが初めてだ。>>26
拒絶の裏には弱点がある。前立腺を見つけた時のような優越感が、自然と笑みを作らせた。
舐めても舐めても溢れる涙の味に舌鼓を打ちながら、つぅ……と背筋を指で撫で上げる。]
先輩、何が違うんですか?
こんなにずぷずぷ音を立てて、まさか自分は淫乱じゃないって言うつもりなんですか?
まだ自分が、対魔忍の春日隊長だとでも?
その舌で言って、説得力があると思っているんでしょうか。
[ちがう、と繰り返す口に指を入れ、唾液を纏わさて掻きまわす。>>27>>28
多少噛まれても厭わずに、印で彩られた舌へと触れて。]
いいなぁ……マスターからの贈り物。
僕も欲しいなあ……
[ころころと体を乗り換える魔の霧に、こんな印は意味を成さないことは分かっている。
けれどマスターから何かを与えられる存在を見る度に、ちり、と胸が焦げ付くのも確かなことだ。
引っ掻くように印をなぞり、乱暴に指を引き抜いてやる。]
(31) 2018/02/27(Tue) 13時半頃