人狼議事

270 「  」に至る病


【人】 山師 グスタフ

[目を細めて視線を窓に向ければ、薄暗い丘が見えた。
 
 人影が見えるなら、彼に違いない。
 己が“ケイト”に告げたように、彼もまた己の傍ら以外では生きられぬのだから。

 帰宅を待つ反面、それが彼の本意であるかを自問する。
 もうずっと、自らが穢してしまった彼の心を探している。

 彼が夜になっても戻らなければ、怠惰な身体に喝を入れ、街中を探し回らなければならない。細い路地も、小さな店舗も隈なく。
 それを少し何処かで望むのは、従順な隷属より彼の意思を感じる所為。
 
 溜息が散らばるように零れる。]


 フェルゼ。


[帰宅を望まぬ内心と、目が離せない窓辺。
 この感情は、血に縛られている訳ではないのに。*]

(31) 2019/10/12(Sat) 12時半頃

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