[一段飛ばしに階段を駆け下りる。]
よかった、サヤいたー!
いきなり飛び出してくから、心配したんだよ?
[まずは、沙耶に少しだけ口を尖らせてささやかな文句を伝えた後]
ちわっす、ミヤ先輩!なんでここに……
あ、そっか。1階が3年の教室なんだっけ?
[久代美夜の存在は知っている。
玲奈繋がりでちょくちょく顔を合わせるようになり、何度か話をしたこともあった。
美夜と、みやび。名前が何だか似ているのも、勝手に親近感。
もう1人の男子生徒は、美夜と一緒にいるということは3年なのだろうか。どこかで見たことがあるような、と少しばかり首を傾げる。
けれど、彼が朝、渚とぶつかっていた男子生徒であることは思い出せないまま。>>1:84>>1:86
美夜がさりげなく、2人の間に位置を取ってくれていることに、ひとまずは安堵感を抱いた>>27]
(31) 2014/10/17(Fri) 23時頃