―5月9日午前9時、役場前―
>>19 >>23 >>24
[いきなり叫ばれ、そして銃へと手が延ばされているのを見て眉をしかめる。様子を見ていれば周りを囲まれ、それは既に感染者へと対する対応だ。ラルフやミルフィにもこんな真似をしたのかと思えば苛立ちとともにうっすら笑みが勝手にのぼる。]
こんにちは、ナユタさん。
挨拶もなしにいきなりの対応ね。
一体これはどういうことかしら?
[首を傾げて心からの疑問をぶつける。なんとなく、匂いは感じていた。何で後をつけてるのだろうとは考えていたが、理由を聞く前に囲まれることになるとは。
そうしてナユタへと反論し、傍にいてくれようとする少女。彼女には心からの笑みを返し、そっと頭をなでる。]
ありがとう、マドカちゃん。
でも何かあったら危ないから、どうかナユタさんの言うとおりに。
[ナユタとマドカが知り合いだったとは。滅多なことはしないだろうが、感染者で日毎に高まりつつある緊張感。この前、ナユタがこなければ手荒にされそうになったことを思えばそれがいつ破裂するか分からない。そして感染してからさらに感情の揺り幅が大きくなった自分自身。彼女には生きていてほしくて、そっと彼女を促した。
(30) 2013/08/05(Mon) 00時半頃