―深夜:遊戯室>>26―
[自分の願いは拒まれず、『手が離せない』と主は言う。
そして、主の行動をあわせ考えると、メイドは取るべき行動を自然とさっし、主のたくし上げられたスカートを覗き込む]
…あぁ…。
[ホリーは熱っぽい吐息を漏らすと、その甘い香り漂う薄布へとそっと顔を近づける。
誘う蜜の香りにくらくらとしながらも、すぐには手を出さない。
汚れてしまっている主の内腿を、そっと、壊れ物を扱うように、繊細に下を這わせ、蜜を舐め取っていく。
犬猫が水を飲むように小さくぴちゃぴちゃと水音を立てながら舌を這わせる。
その蜜の香りで満ちた空間は急速にホリーの平常心を蝕み、ホリーが舐めとった分よりも多いほどの蜜が、今度はメイドの蜜壷から薄布を伝い、遊戯室の床を汚す]
は…ぁ…グロリア…様ぁ…。
[まるで恋人を…或いは親を…最愛の人に甘えるように主の名を呼び舐る。
太腿の蜜を舐め終えれば、今度はたっぷりと蜜を含んだ主の薄布に舌を伸ばしただろう。
その頃には、じんわりと甘いミルクの香りが漂い始めていたかもしれない]
(30) 2012/12/13(Thu) 01時半頃