― 廊下>>28 ―
[なぞられれば守るように背を丸めようとして。突かれたメルヤの中心はひくりと震える]
…っ、――あ!…や、触ったら、だ、め……
[電撃が走るような気持ちよさにつま先が跳ねた。
桃色の粘液やフェロモンで高められたせいで、常鈍いはずの感覚が鋭い。
唇吸われ、驚きに息を止めてしまう。]
…、ぁ、あ…!
[下肢――特に臀部を撫でまわされるほどに、影の手が纏う淫蕩の気を塗り込められるかのよう。上がる声に色が乗る。奥の蕾はひくついて、数多の指に探られては待ちわびた刺激に悦ぶよう。]
やだ、ぁ、…抜いて、それ…ぁ、…っ!
ん、そんな顔、して、ない、…ちがう、ちが、ぁあっ
[容赦なく快感を拾い始める内側に戸惑って、首を横に振る。
どんな表情を晒しているというのか――腕で自分の顔を隠す前に、唇また重ねられて。床へと倒れ伏す。
秘部を暴かれ、腰をくねらせるは、もっと、とねだっているように見えるなんて知らないまま*]
(30) 2018/02/25(Sun) 02時半頃