[とそこで、前方に通行人>>10を発見。同じ制服を着ている人を見つけられたなら後ろをこっそりつけて学校へ行けたのだが、生憎その通行人は私服を着ていたので葉柳の生徒ではないらしかった。パーカーのフードをすっぽり被っていて、少し暑そうに見える。
玲奈は通行人を走って追いかけ、道を尋ねるために話しかけた。]
すみませ〜ん!道を聞きたいんですけど〜…ってあれっ?
あ〜!久代せんぱいじゃないですかあ!おはよござます!ッス!
[後ろから見ていた時は制服を着ていないから葉柳の生徒ではないのだろうと思っていたが、見事に予想が外れた。前方を歩いていたのは玲奈と同じく服装注意をよく受けている、三年の久代だった。時々話すので名前や学年はお互いに知っている。
知り合いに会えて良かった〜と内心安堵しつつ、挨拶もそこそこに本題へ。]
せんぱい、とんぼにハメられて迷子になっちまったので一緒に学校行ってもいいですか!ていうか行かせてください!お願いします!
[ぺこり、雑すぎる説明をすると頭を下げて頼み込む。説明をちゃんとしろと言われれば説明し直し、一緒に行ってもいいと言われれば彼女の隣で他愛もない話をしながら登校するつもり**]
(30) 2014/10/14(Tue) 07時半頃