人狼議事

265 魔界娼館《人たらし》


【人】 姉妹 ロイエ

[息を切らせて1階まで降りると、誰かと談笑をする女将が目に留まった。]

女将さん、こんばんわ!
それと…ルーファウス様、ですね。
本日はよくお越しくださいました、どうぞ溺れるような一夜の夢をお過ごしくださいませ。

[恭しく頭を下げた。
この店に引き取られてから7年を過ごした分、常連客や上客のことは頭に入っている。
人と同じ姿に見えるが、彼は様々な異名を持つ「魔物」。
平時であれば、決して人間と同列に考えてはいけない存在。
故に、こうして人と魔が互いを求め、公然と愛を囁けるこの場所は異質であり、彼らにとって殊更に特別な場所。
それを知っているからこそ、彼らへの礼節は忘れることは無い。]

では、女将さま。
私はこのまま、お客様の給仕をしてまいります。

[頭を下げたまま、女将に告げると二、三歩後ろへと下がってから、くるりと振り向いて仕事へと取り掛かった。*]

(30) 2019/05/10(Fri) 22時半頃

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