―5月10日 朝10〜11時 住宅街〜公園―
>>26
[自転車の後ろを示すチアキ。今回は断る理由もなく、チアキを信じて後ろに乗……ろうとするも、上手く乗れない。これまで二人乗りなどしたことがなかったことを思い出した。チアキに手伝ってもらいつつ、なんとか成功。
成功さえしてしまえば、元々運動神経は悪くない。チアキの自転車操縦技術も有り、二人乗りとは思えない程の安定した走りで、まさしく、風を切る感覚を覚えながら]
こんなに楽しいなんて知らなかった、ありがとう、チアキ!
[などと言ってる間に、まずは公園に到着し。]
……あんまりこの公園、来たことなかったんだ、実は。
綺麗だね……並木。
[素直に驚嘆の意を示す。……自然の美しさに驚けない程、今までの自分が荒んでいたというだけなのだが。]
チアキ……手、つないで、良い?……それで、並木の下、歩きたい。
[柄にもなく、恥ずかしげに、チアキから目を逸らして中空に視線を泳がせながら]
(29) 2013/08/07(Wed) 22時頃