─川近くの野営地─
[それからどれだけシェイと話をしただろう。
適当な頃合いで切り上げ、水を飲み、瓶を受け取って元の場所に戻る。]
ススムさん、起きてる?
[彼が起きていたら声をかけ、鹿の残りがまだ食べれそうなら火を通して口をつけて。食べれる山菜がわかるなんて凄いなあなんて言いながら、ウルイも食べ。
水はまたここを離れる時に汲みに行けばいいと、瓶は皆の真ん中に置いた。]
シーシャさんのことだけど、
私は放っておいていいと思うんだ。
通信がオンになればこちらにもわかる。
今彼が敵を一人引きつけてくれていることに変わりはないから。
[それに、獲物を横取りされたくない気持ちはわかる。彼の方から襲ってこない限り、放置でいいのではないかと意見したが二人の意見はどうだろう。
それでも行くというなら反対はしなかっただろうけれど。]
(29) 2015/03/08(Sun) 15時半頃