人狼議事

155 【身内】砂煙の村


【人】 本屋 ベネット

[ばしゃ、ぱしゃ。
足で海水を踏みつけたり、蹴ったりして。
それでも思い浮かぶのは、]

……っ、

[何年も前、一人の女の子。
彼を好きと言ったその人は、村から出ると言って、彼を置いて去ってしまった。ただそれだけなのに、それだけのことが重く彼の中に残っていて。まるで海に沈んだ碇のように、数年も動かずにいるのだ。]

…ばかだなぁ。

[それ以来、女性というものに苦手意識を持ってしまった。そんな自分を格好悪いと彼は思うが、改善の方法など知らない。
恋愛など、彼にとっては必要がないもの。むしろ、こんな思いをするくらいなら、そんな感情など無くなってしまえたら。
下を向くとどうしてもネガティブになってしまって、それでいて、解決方法も思いつかずに数年が経ってしまっている。ただの悪循環だ。

ぱしゃ、じゃぶ。
余計に水音を立てて思考を振り払う。水音と共に耳に入ってきたのは、彼の行為を注意する男の声>>22で。
聞き慣れた声に足を止め、振り返ってみれば、そこには予想していた彼がいて。]

(29) 2015/04/05(Sun) 21時半頃

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