>>23>>24
……確かに俺はチアキを死なせたくはねぇ。そこはあんたと同じだ
だけどな、結託して誰かを殺します、なんて話にゃ乗れねぇ
…元々選ぶなら見知ったヤツ以外…とは決めてたし、今回はそのオスカーとやらに投票するかもしんねぇけど…今後の事までは約束しかねる
[一息に返せば途方も無い疲労を感じてナユタはまた溜息を零す。なんなのだろう、この盲信にも似た想いは。何がそこまで彼女を駆り立てるのか、分からない、分かりたくない。
ただ――投票するならば余所者に、とは元々ナユタも考えていた事ではあったから、そこは暈して――暈し切れていないにしても意は伝えた]
情報に関しちゃ聞かなかった事にしてやるよ
上のヤツラはそういう事も織り込み済みなんじゃねぇの…って言や、あんたには分かんだろ?
――名前の件は了解した
あんたはクシャミ。それ以外の者じゃねぇ
…他になにか話はあんのか?
[何かしら事情があるのだろうと、ずらしていた視線を彼女へと向け、それだけは確と約束を。彼女からこれ以上の相談事とやらがなければ足早にこの場を後にするだろう。自分と彼女への嫌悪感をこれ以上募らせたくないと]
(28) 2013/07/25(Thu) 17時半頃