―5月10日早朝5時、街外れの空き地―>>20>>21あんまり時間もねぇけどな[恐らく彼女が何を望むのかは分かった上で、緩い笑みを浮かべて右手を振った。本当に…もう少し何かが出来れば良かったのだけれど。相も変わらぬ無力さが悔しい。続いた言葉に変化した彼女の表情には、少しばかり気不味げに眉端を下げた。こればかりは仕方ないと――本当に初めから決まっていた事だから]帰って来られるとは言われてっけど、まあ実際どうなるか…兎に角足掻いてみるしかねぇだろうなぁ………ん?[発信機に置かれた手の上へと視線を落とし、けれどすぐに意図は察して頷いてみせた]
(27) 2013/08/07(Wed) 21時半頃