ポーチュラカちゃん、…と、ルパートさん、ですかね。行っちゃったのです。[何となくそんな気がして、ぽつりとわたしは呟きます。お風呂の中に導きの花灯りは持ってきていないので、代わりにわたしは胸の前に手を合わせて小さく祈りました。]良い旅立ちだといいですね。"次"でも、幸せになって欲しいのです。[そっと目を開けると、シルクちゃんにそう話しかけました。メルヤちゃんたちに続いて、ひとり、またひとり。導く戦士さんを決めた少女のみんなが新しく旅立っていきます。それは嬉しいこと、誇らしいことで。寂しがるようなことではないのですが。でもこうしてそれを目の当たりにする度に、嬉しいのともかなしいのとも違う不思議な気持ちになるのです]
(26) 2015/12/15(Tue) 10時頃