―間の世界・廊下―[この世界、この場においてはおよそ似つかわしくない笑みの交換>>28 >>19を行えば。二人の間には懐かしい空気が流れたのか。あるいは、それも冷えきっていたのか。少なくとも、早瀬が感じたのは、寒気ではなかったのだろうが。そしてしばし、沈黙。「壊れてない」と言われれば、安堵の表情一つ。「だから……」その言葉に、甘い幻想を抱き。それは親友自身の手で壊される。>>24]
(25) 2015/04/07(Tue) 01時半頃