[スティーブンとペラジーが連れ立って大部屋に来れば、スティーブンの痛そうな口元に視線をやってから目を逸らした。フィリップに任務が嫌かと聞かれて、首を横に振って否定の意を示す。]あたしは、此処に覚悟を持って来たから。この身が汚れる覚悟も、この手を汚す覚悟も。[システムについて、ある程度理解してる。役に立たなくなった担当器の“処分”をしなければいけないことも。だから、フィリップや他の管理者を痛々しい目で見渡した。器になる皆も。]
(25) 2011/04/19(Tue) 15時頃