-街・中央(噴水付近)-[近付いた事にその兎を抱く小さな彼女は気がついたようで。>>21どうやら昨日の騒動を知っていると言うから、あの時頭を下げたのは彼女だったのだろうと。]あの後…嗚呼、それは大丈夫ですよ。大勢で寄って集れば定かではありませんが、それには“決まり”が邪魔ですし、人間も僕と1対1でやり合おうと考える程馬鹿ではないでしょうから。[マスク越しで無機質にも近い声だけれども。その物腰の柔らかい口調が善人のそれと、…には重なって映る。嗚呼本当に「綺麗」に育ったのだと、そう思う。それは恵まれなかったと思う男の醜い欲求に乗せた想い。]
(24) 2015/01/09(Fri) 11時頃