[相手が立ち上がったはずみ>>16に、触れていた指先が離れる。離れてゆく柔らかな感触が少し惜しくて、掌を軽く握り込んだ。] ……ん、行ってきます! 侮らないで。このくらいの罠を避けて通るくらい、 なんでもないんだから![頷いて、注意を促す言葉には軽やかに言い返し、室内に踏み込もうとして──それを遮るように現れたのは、黒髪の青年>>#0]
(23) masariya 2012/10/29(Mon) 02時半頃