62 好敵手の絆


【人】 水商売 タバサ

[相手が立ち上がったはずみ>>16に、触れていた指先が離れる。
離れてゆく柔らかな感触が少し惜しくて、掌を軽く握り込んだ。]

 ……ん、行ってきます!

 侮らないで。このくらいの罠を避けて通るくらい、
 なんでもないんだから!

[頷いて、注意を促す言葉には軽やかに言い返し、室内に踏み込もうとして──それを遮るように現れたのは、黒髪の青年>>#0]

(23) masariya 2012/10/29(Mon) 02時半頃

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